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​応援の声

体育心理学・スポーツ心理学の研究をしている佐々木万丈(日本女子体育大学名誉教授)と申します。安田さんは、私が日本女子体育大学勤務時に、私のゼミである体育・スポーツ心理学研究室に所属する学生でした。ゼミの方針は徹底した論文指導で、安田さんはそれに果敢に挑戦しました。そんな安田さんから、水泳を通じて子どもの成長を後押しするNPO法人を自ら立ち上げ活動しているので、子育て支援に役立つコラムを担当してほしいとのお話をいただきました。かつて厳しく論文指導した学生から、今度は「文章を書け!」との逆指名。なんとうれしく光栄なことでしょう。さて、人間にとって「泳ぐ」という動作は、自然に身につきできるものではなく、練習が必要です。だからこそ、水の中で自分の体をコントロールできていることが実感できるようになると、大きな自信につながります。私は、子どもにそのような体験をさせようと、子どもの目線に立って取り組む安田さん、そして、BASE+を、心から応援します。

佐々木 万丈

ささきばんじょう

日本女子体育大学教授

専門は体育心理学、スポーツ心理学。
身体と心の研究をしています。

「できた」を水泳で体験することの意味

「溺れている人を見かけたら、水に飛び込む」と決めている友人がいます(みなさんは決して真似をしないでください)。だから水泳を習ったほうがいい、というお話ではありません(もちろん、救助できるぐらい泳げれば最高ですが)。人には四の五の言わずに、やるべき、と信じる「何か」がある、ということ。『ベースプラス』の活動も、そうした「何か」のひとつであることは間違いありません。私の店では子ども食堂を運営していますが、これも四の五の言わずにやるべき「何か」のひとつだと思っています。だから、『ベースプラス』の活動に、心が共振するのです。「時代や社会」という川に流され、溺れかけている子どもたちのもとに飛び込み、寄り添って泳ぎ、子どもたちが流れに逆らって泳ぐチカラを養う。『ベースプラス』は、子どもたちの(いや、大人にとっても)大切な支えに、きっとなります。

岩澤 勝己

いわさわかつみ

川越昭和の街「大黒屋食堂」店主

日本シナリオ作家協会会員
映画『morocco 横浜愚連隊物語』
『借王-シャッキング-』シリーズ
テレビ『はぐれ刑事純情派』他

やるべき、と信じる「何か」がある。

こんにちは。競泳元日本代表の星奈津美です。

今回安田まりんさんの活動を聞かせていただいて、私も何かお力になれないかなと思ってメッセージを送らせていただいています。私は1歳半からベビースイミングを始めて、約25年間水泳を続けてきました。25年間続けている中で一番よく聞かれたのが、「水泳の魅力について」でした。たくさんあるのですが、私にとっての一番の魅力は「自分自身と心の対話ができ、自分自身と向き合える時間」です。水の中に入った時、静寂の中で泳ぐことができるので、色々な日頃の悩みとか辛いこととかたくさんあっても、水の中に入っているときだけはそういった嫌なことを忘れられる時間だと思っていて、それが最大の魅力だなと思っています。色々な方々に水泳を始めてもらって、水泳を好きになってもらって、そういった感覚をぜひ味わって欲しいなと思っています。

星 奈津美

ほしなつみ

2008年 北京オリンピック 10位
2011年 世界水泳選手権 4位
2012年 ロンドンオリンピック 銅メダル
2015年 世界水泳選手権 金メダル *競泳女子日本選手として大会史上初
2016年 リオデジャネイロオリンピック 銅メダル *3大会連続出場、2大会連続銅メダル

水泳の魅力は​、水の中で自分自身と向き合えること。

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